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楽しくダイエット・ボランティア

会報誌No22

こすもす 2005.7.13発行
《春の花散策》
 佐々木
  五月二八日(土)十時より野幌森林公園内にて、毎年ボランティア・コスモス恒例の行事である楽しい花散策に参加しました。
 十分もかからずに中央口に辿り着けるところに住んでいてもなかなか足が向かず、雪が融けてから二回しか行っていなかったのですが、今日は天候にも恵まれ久しぶりの森林浴を楽しめそうです。
 土曜日で天候も良かったせいか、たくさんの人たちが来ていました。私たちコスモスも八名で出発しました。入り口付近のもみじの木から早速お勉強。秋になると赤や黄色の葉になるのは、ここを見れば解るとか~道端の小さな花々に見惚れていたりで、五〇〇メートル進むのに三〇分位かかっていたのではないでしょうか。蕾状態の「ハクサンチオドリ、サイハイラン」もたくさん見ることができました。
 小鳥のさえずりも聞けましたし、「ツツドリとやまばと」との違いを覚えたつもりですが・・・来年はどんな花や鳥に逢えるのでしょうか?楽しみです。
 ところでプロの写真家に撮っていただいた私たち、どんな風に写っているんでしょうね。「そのまんまヨ」「うーん、そうですね」プロが撮ったからといっても私たちが変身するわけじゃないしと思いながら、心も体も若返ったような楽しいひときでした。

                  
☆☆☆☆☆☆
北海道病院ボランティアネットワーク総会・研修会
 
 二〇〇五年度の病院ボランティアネットワークの総会が、六月一五日(水)午後一時半より「かでる2・7」で開催され、コスモスからは三名が全体では五三名が参加しました。
 二〇〇五年度のネットワーク加盟病院は一八病院となりました。
 二時からは、西円山病院「ボランティア・銀の船」の原田稔氏の指導による、『太極拳』の研修がありました。初体験で、筋肉痛になるのでは?とか、暑い日だったので汗が止まらなくなるのでは?と心配してタオルや着替えを用意して臨みましたが、とても静かな動きで、体の中が心地よく温まるという感じでした。
 とてもリラックスさせてくれる先生で「頑張り過ぎないで、自然な呼吸で楽しげにやってください」と言い、呼吸法を指導してくれました。
 肝臓に良い呼吸法は、口を「う」の形にして「し」と発声する。
 心臓は「はー」と発声。
 胃は「ほー」と発声。
 腎臓は口の形を「いー」にして、「す」と動作を入れながら発声し、年齢に応じて、ゆったりとした動作と自然な呼吸法が、体の隅々まで酸素が行き渡るようで、終わった後の爽快感がなんともいえず、又やって見たいと思うほどでした。

 開院記念行事
♪♪♪♪♪ロビーコンサート
 《 ギターの夕べ》
 六月一六日(木)、午後五時より江別市立病院エントランスホールにて、佐藤洋一氏による《ギターの夕べ》が行われました。
 〔パリの空の下〕でという聞き慣れた曲からスタートされ、ディアベリの曲、有名な〔アルハンブラの思い出〕が続き、軽妙なトークと共に私たちは知らず知らずうちに、ギターの魅力に引き込まれ、〔ロマンス〕〔カヴァティーナ〕の映画音楽には懐かしさがよみがえってきました。
 最後にバリオスの曲を二曲弾いてくださり終了となりましたが、心に残るステキなコンサートとなりました。

*****
 【健康相談・栄養指導】
 六月一六日(木)午前中、開院記念行事の一環として、看護部による健康相談と栄養指導がエントランスホールにて、開催されました。
 健康相談は自分の体重・身長を申告してから体脂肪を計測、血圧も測ったりしてデーターより指導がなされました。
 又、妊産婦の疑似体験というのもあり、妊娠経験のない女医さんが体験をして、「こんなに重くなるの!」って驚いていました。栄養相談は、テーブルに糖尿病食が、朝・昼・晩と三食サンプルが展示され、透析用の高たんぱく食も三食分のサンプルが展示されました。また、サツマイモ・なすや豚肉などの素材が、調理方法によってカロリーが大きく変わることが提示されていました。
 『八〇キロカロリー』のコーナーもあり、サンプルを見て意外にカロリーの多いもの・少ないものに驚きました。
食品サンプルの展示は好評で、糖尿病食などは、詳しくメモをとられる方もいらしたので、今後も何かの折に展示してくれると、自分の食生活の目安にもなるのでいいな~と感じました。

*****
ボランティア活動五〇〇時間・ 一〇〇〇時間 感謝状贈呈式
 
 六月一六日(木)ロビーコンサート終了後、院長先生より感謝状が贈呈されました。十名の皆さんおめでとうございます。

(五〇〇時間達成者)
 佐藤 三上 門間
 山田

(一〇〇〇時間達成者)
 佐竹 田島 長
 廣瀬 前東 松原

〈二〇〇五年ホスピス緩和ケアボランティア研修会)に参加して
阿部 
 六月二十七日(月)北海道コンべンションセンターで研修会があり、「音楽療法~音楽の可能性~」という魅力的な名前に惹かれて参加させていただきましたが、音楽の素晴らしさを再確認すると共に少しの怖さを感じてきました。音楽は言葉を越えるコミュニケーションができるという事は以前から知っていましたが、日本の聴覚文化ともいえる音に関わる自然の様子や香りとか気配とかも、この両方の要素になるのだとも述べていました。
・緩和ケアでは薬を使って痛みの感覚を和らげる。
・精神的な不安で筋肉の緊張を和らげリラクゼーションを促す役目をする。
 又、患者さんに聴かせるのに同じ曲でも演奏楽器やトーンによって違った感じを与えるというような事でした。
 私が感動したのはある映像を見せて頂いた時でした。ベッドから起き上がれない年配の婦人とギターを抱えた女性の療法士の二人のコミュニケーションでした。会話の中から詩が生まれ、それに二人で曲をつけ二人で歌っていた事でした。その曲ができるまで患者さんが少しでも苦しみを忘れ、不安が薄れ曲を生み出した事で喜びが生まれ、明るい顔で歌っているのを見て音楽の素晴らしさ、その療法士の心に感動しました。
 講演の最後に二人ずつ向き合って壮大な宇宙を感じさせる曲に合わせて動きます。(先生はダンスと表現してました)どちらかが主になり、もう一人はその真似をし、途中で立場を逆にし最後に二人とも、目をつぶり両手を軽く触れながら動くのですが、それをしているうちに相手の心が伝わってくる様でとても感動しました。
 先生が言われた音楽療法は療法士の思いだけではなく、患者の心に寄り添いその思いを大切にし共に生活の質の向上を図るものなのだという事を、体験させてくれたのだとも感じました。

 あなたが私の手にふれた時
 あなたの手が私の魂にふれ
 あなたの優しく暖かい愛が
           流れてくる
 午後はワークショップで各病院の様子を聞かせて頂き、ボランティアの素晴らしさを実感しました。

 門間
 「音楽療法~音楽の可能性~」という題で講演を聴く機会を与えられて参加しました。カナダのホスピスで音楽療法を実践されてきた近藤里美先生の講演でした。
 緩和ケアにおける音楽療法の目的は、病気治療の目的ではなく、痛みの感覚を和らげリラクゼーションを促すなどがあるそうです。
 近藤先生は、患者さんの枕元に座り会話の中で詞を作り、曲をつけてギターを弾きながら聞かせ、共に歌います。
 又、患者さんが亡くなった後はご家族に一緒に歌ったテープを差し上げ、喜ばれているそうです。
 日頃、南二病棟で取り組んでいる私たちの活動とは違いますが、音楽のもつ癒し・希望・安らぎなどの素晴らしい力を感じました。
 午後は小グループに分かれての話し合いの時間となり、他の病院の活動に目を開かれる思いでした。
 音楽療法を実施しているのは、参加病院の中では江別市立病院だけのようで、質問をいろいろ受けました。私達はホスピスの様子に熱心に聞き入りました。
 病院ボランティアが誕生して三〇年たつそうですが、「患者さんの心のささえ」「やさしさと安らぎ」を与えられるボランティアとしてこれからも尽くしたいと思いました。


《お知らせ》
 ☆病院見学☆
 八月二六日(金)留萌市立病院ボランティアの皆さんが、又、九月九日(金)苫小牧市立総合病院ボランティアの皆さんが、江別市立病院の見学に訪れます。
《図書係り》より
 三階の小児病棟プレールームに、新しい絵本が院友会売店より七三冊寄贈されました。
《環境美化係り》より
 六月から病院内を飾る新鮮な花を、院友会売店より提供いただく事になりました。
《バザー係り》より
 十月一四日(金)コスモスバザーがあり、それに向け7/2(土)には
【めがねケース】を作り、
今後も土曜日に開催する
予定ですので、参加して下さい。


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